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大相撲の用語解説/つ

         
         
        
         
         

付出(つけだし)
学生や社会人のアマチュア相撲で優秀な実績を挙げた人達を優遇させる制度のことです。
この制度を受けた力士はアマチュア時代の実績によって幕下と三段目のいずれかの番付に付け出されます。番付に名前は載りませんが、その付け出された番付にて相撲を取ります。
その成績によって翌場所の地位を判断され、番付に名前が載るようになります。
付け人(つけびと)
十両以上の力士(関取)について雑用など身の回りの世話をする人のことで、幕下以下の力士が務めます。関取の階級によってつく付け人の数は異なり、十両より幕内、幕内の中でも平幕より三役、と階級が上がるにつれて付け人の数も増えていき、力士最高位の横綱ともなると付け人が十人を超えることもまれではありません。
突っ張り(つっぱり)
手指を大きく広げ、下から上へと相手の体を起こすように激しく素早く両手で交互につくことを言います。よく似た動作では、横から相手の顔を貼るように叩けば『張り手』と言い、相手に手をつけたまま押せば『押し』と言います。
土をつける
相撲では足の裏以外が土(土俵)につくと負けとなることから、相手から勝ち星をあげることを言います。長く連勝を続けていた力士に対して勝利した時などに使われる言葉です。
露払(つゆはらい)
横綱土俵入り』の時に出場してくる力士のことで、語源の『露を払って歩く人』の通り、土俵入りを行う三人の先頭で出場してきます。土俵上では横綱の左手側に蹲踞して構えます。横綱と同部屋、もしくは一門の関脇以下で二番目に地位の高い力士が務めることが多くなっています。
横綱土俵入りでは横綱に『露払い』と『太刀持ち(たちもち)』の二人が帯同しますが、『太刀持ち』の方が位が上と考えられていますので、務める力士の位も『太刀持ち』の方が上となることが多いようです。
連相撲(つらずもう)
『●●●●○○○○○○○●●●●』(四連敗して七連勝、そしてまた四連敗、で結果七勝八敗)といった感じで、連勝と連敗を繰り返すように星を並べることを言います。

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