大相撲のルール

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大相撲の用語解説/ま

前頭(まえがしら)
番付における階級のひとつで、幕内の横綱/大関/関脇/小結を除いた力士のことを言います。東西一枚目(筆頭)から最大で十六枚目まであり、三役以上の力士数によって数は変動します。『平幕(ひらまく)』とも言います。
前捌き(まえさばき)
立ち合いの後、相手の手を払ったり押さえたりして自身に有利な体勢を取ろうとすることを言います。
前相撲(まえずもう)
番付外の力士(ひとつ前の場所の新弟子検査で合格した力士と、序ノ口から陥落している力士)が序ノ口の取組前に行う相撲のことです。本場所の三日目から始まります。
前褌(まえみつ)
力士が身につけるまわしのうち、局部を隠すように股下を通る部分のことを言います。
幕内(まくうち)
番付における階級のひとつで、最上位階級(十両の上)です。この幕内の中でもさらに『横綱(よこづな)』『大関(おおぜき)』『関脇(せきわけ)』『小結(こむすび)』『前頭(まえがしら)』と階級分けされます。詳しくは『幕内について』をご覧ください。
幕下(まくした)
番付における階級のひとつで、上から三番目(十両の下/三段目の上)の階級です。
詳しくは『幕下について』をご覧ください。


髷(まげ)
力士の髪型(髪の毛)のことを言います。十両以上(関取)になると、大銀杏と呼ばれる髷の先端をイチョウの葉の形のように結うことが出来ます。
負け越し
一場所での負け数が過半数を超えることを言います。十両以上の力士(関取)の場合、一場所で十五番取るので、八敗した時点で負け越しとなります。
升席(ますせき)
升席は日本独自の客席システムで、四方を木枠などで囲った四角い観覧席のことを言います。通常、観客は一席単位で座席を購入する形になりますが、この升席は『四人まで座れる席』として販売されており、四名までなら何名で利用(購入)しても構いません。つまり、四人で購入する場合と、三人で購入した場合では同じ升席でも一人当たりの単価が異なることとなります。
基本的に四人用で販売されているのですが、広さが1.5m四方程度なので実際に四人座るのはなかなか困難です。管理人も利用したことがありますが、かなり窮屈で物の置き場に困りました。f^_^;)


股割(またわり)
相撲の稽古で行われる練習方法の一つで、膝を伸ばしたまま大きく開脚した状態で上体を地面につけるように倒していく、股関節の柔軟性を高める運動のことを言います。
待った
立合いでの両者のタイミングがずれ、やり直しを求めることを言います。力士が自ら求める場合もありますし、行司、もしくは勝負審判が求めることもあります。
廻し(まわし)
力士が身につけるふんどし状の用具のことです。前褌(まえみつ)と呼ばれる局部を隠すように股下を通る部分と、横褌(よこみつ)と呼ばれる骨盤の上を巻いている部分とに分かれているように見えますが、実際は一枚の長い布で出来ています。『(みつ)』とも言います。
まわしを切る
相手にまわしを掴まれた時に、腰を振ったり腕を動かしたりして掴まれている手をまわしからふりほどくことを言います。
満員御礼(まんいんおんれい)
本場所である一定数の入場者があった場合に出される表示のことを言います。会場施設定員のおおむね95%超を目安に出されるようですが、厳密には決まりがないそうです。なお、完全に満員となった場合は『札止め(ふだどめ)』と言います。

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