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大相撲の用語解説/は
- 八番相撲
- 関取以外(幕下以下)の力士は一つの本場所で七番取るのですが、途中で休場者が出たりするなどしてどうしても七番取ることが出来ない力士が出来た場合、すでに七番取り終えた力士の中から一名選び、その一名が例外的に八番目の取組を行うことを言います。
- はっけよい
- 取組の最中に行司がかける掛け声の一つです。語源には諸説あるようですが、『気持ちを高揚させて全力で勝負する』という意味の『発気揚揚』という言葉がつまった、というのが定説になりつつあるようです。両者が組み合ったりして動かない時などに行司が『さぁ動け、戦え!』と両力士を鼓舞するように声をかけます。
もう一つ、行司が取組の最中にかける掛け声として有名な『のこった』については←こちらのリンク先をご確認ください。
子どもが行うような遊びの相撲では『はっつけよ〜い、のこった!』の言葉を合図に勝負を始めたりしますが、大相撲では力士同士の暗黙の了解である『立合い』で勝負を始めますので、このように行司が声かけをして始めるということはありません。f^_^;)
- 八艘飛び(はっそうとび)
- 相撲の戦法の一つで、立合いと同時に大きく横に飛び上がり、相手の突進をかわして横や背後に回り込むことを言います。まともに組むと勝負にならないような対格差があるような場合に小兵力士が持ちいたりします。
源義経が壇の浦の戦いにおいて、四方八方にある船に飛び移りながら戦ったという『八艘飛び』の伝説が語源となっているそうです。
- 花相撲(はなずもう)
- 本場所以外に行われる大相撲の興行のことを言います。『巡業』や引退相撲がこれにあたり、巡業では本場所では行われない『初っ切り』や『相撲甚句』なども行われたりします。
- 花道(はなみち)
- 土俵と控室を結ぶ通路のうち、観客の中を縦断するように力士が通る道のことを言います。
- 張り手(はりて)
- 指を大きく広げた手で相手の顔などを横から叩くことで『平手打ち』とも言われます。(一般に『ビンタ』と呼ばれる行為に似ています)
- 番付(ばんづけ)
- 大相撲における力士の格付け/階級を言います。大相撲は番付社会とも言われるように、この番付の差によって金銭面や待遇面などあらゆる点で大きな格差がつけられています。詳しくは『番付について』をご覧ください。
- 番付表(ばんづけひょう)
- 番付の正式名称でもあり、この番付を表として掲載した紙のことも言います。名前は階級に比例して大小書き分けられており、幕下以下となってくると相当目をこらさないと読めなくなっています。f^_^;)