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バレーボールの用語

         
         
        
         
        

サードテンポ
セットアップの時に、スパイクを打つプレーヤーがどのタイミングで動き出したかを区分けしたテンポの1つで、トスが上がってからスパイクを打つプレーヤーが助走を開始することを言います。オープン攻撃やレシーブが乱れた後などに使われます。スパイクのタイミングは合わせやすいですが、ボールの滞空時間も長くなるためにブロックにつかまるリスクは高まります。
サービスエース
サーブに対して相手が返球出来ず、サーブで直接得点を奪うことです。
サービスオーダー
サーブを打つ順番のことで、試合前にこの順番を記した用紙(サービスオーダー票)を副審に提出します。
サービスゾーン
サービスラインで挟まれたエンドライン後方のサーブを打てる領域のことです。詳しくは『コートや用具について』でご確認下さい。
サーブ
1つのプレーを開始する為に、一人のプレーヤーが相手コートに向かってボールを打つことを言います。バレーボールはこのサーブによってプレーが開始されます。
サーブを打つ順番は決まっており、その順番に打たなければなりません。また、エンドラインの外側/サービスラインの延長線上で囲まれた制限範囲(サービスゾーン)で打たなければなりません。
サーブはネットに当たっても相手コートに入れば成功と認められますが、アンテナや天井などに当たってから入ると失敗となり、失点になります。
サーブの打ち方には幾つか種類がありますので、以下に記します。
アンダーハンドサーブ
手を下から上に振り上げる感じで打つサーブのことを言います。打ち方が簡単で、ネットも越えやすいので初心者には便利なサーブです。「安全サーブ」と呼ばれることもあります。
スパイクサーブ (ジャンプサーブ)】
ボールを高く上げ、スパイクを打つ要領で強く打つサーブを言います。速い選手だと時速130kmぐらいになります。
ドライブサーブ
ネットすれすれぐらいを狙って打つ、強くて速いサーブのことを言います。
フローターサーブ
ジャンプせずにスパイクのような感じで打つサーブのことを言います。ボールのコントロールがしやすいので、カーブなどの変化するサーブを打つ時に用いられます。
天井サーブ
その名の通り、天井を目がけるように高い位置を目がけて打つサーブです。基本的にはアンダーハンドで打ちます。

サーブフォールト
サーブを失敗することを言い、相手チームにポイントが加えられます。サーブフォールトには以下のようなケースがあります。
  • サーブを打つ場所や打ち方などに関して違反を犯した場合。片手でボールを持ったままサーブを打った場合や、サービスゾーン外からサーブを打った場合、審判の笛が吹かれてから8秒以内にサーブを行わなかった場合などがこれにあたります。
  • ボールが相手チームのプレーヤーに触れずに相手コート外に着地した場合
  • ボールがネットの下を通過した場合
  • ボールがネットに当たって相手コートに入らなかった場合(ネットに当たっても相手コートに入ればセーフ)
  • ボールがアンテナに当たった場合
  • ボールが左右のアンテナの間(アンテナの延長線上の領域を含みます)を通過しなかった場合
  • ボールが相手コートに入るまでに、左右のアンテナの間のネット以外(天井や味方プレーヤーなど)にふれた場合
サーブレシーブ
サーブで打ち込まれたボールをレシーブ(拾う、受ける)することで、このボールをしっかりセッターに返せれば、スムーズに攻撃へと移ることが出来ます。逆にサーブレシーブが乱れるとチームのリズムが乱れてしまうので、慎重、かつ確実丁寧に対処することが重要です。最近では『レセプション』と言います。
サイドアウト
サーブ権が移動することを言います。現在はラリーポイント制なので、1つのラリーを終えればポイントが得られ、その都度サービス権が得られます。
サイドハンドサーブ
手を床と水平になるように横に振ってボールを打つサーブのことです。
サイドバンド(サイドマーカー)
アンテナの内側、サイドラインの真上に左右1本ずつ付けられる白い帯を言い、ネットの一部と見なされます。

サイドアウト制
サイドアウトとはサーブ権が移動することを言い、サーブ権を持ったチームがサーブ後のラリーに勝った場合にのみポイントが得られるゲーム方式を言います。
サーブ権を持たないチームがラリーを制した場合、得られるのはサーブ権のみでポイントは得られません。得たサーブから始まったラリーを制することでようやくポイントが獲得できます。
また、この制度は各セット15ポイント制の5セットマッチと定められていました。
この制度だと実力が拮抗したチーム同士が対戦した場合など、サーブ権の移動だけが続き、なかなかポイントが入らない(分かりにくい)/試合時間が長引く、などといった問題がありました(実力差があった場合には逆にきわめて短時間で勝敗がついてしまいます)。
そこで、1999年からは、より分かりやすく、かつ時間短縮(調整)が可能なラリーポイント制が導入されるようになりました。
【ちょっとひとこと】
時間短縮(調整)が必要だったのは、選手のことを考えてではなく、W杯やオリンピックなどのTV中継をスムーズに進めるため、という商業的要素が大きかったようですが…。
サイドライン
長方形のコートの長辺を区切っているラインのことで、ライン上はコートに含まれます。
サブスティテューション
選手交代のことです。1セットにつき6回交代することが出来ます。以前は監督の指示に従って行っていましたが、現在は競技時間短縮のために『クイックサブスティテューション』というルールが導入されています。
サブスティテューションゾーン
選手交代を要請するためにプレーヤーが入るエリアで、副審を中心に両ベンチ手前までにエリア指定されています。このエリアの中に交代するプレーヤーが入ると審判が合図、指示して交代を行います。

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