野球のルール

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用語解説/ク

※基本的にプロ野球で使われる場合の用語解説です。メジャーリーグや高校野球、草野球などでは同じ用語でも意味合いが多少異なる場合がありますので予めご了承ください。

クイックモーション
バッターのタイミングをずらしたり、塁上にいるランナーの盗塁を警戒するためにピッチャーが通常より素早く投球することを言います。単に『クイック』とも言います。
クイックピッチ
バッターがまだ打つ構えを取っていないのにピッチャーが投球してしまうことを言います。反則投球となり、ランナーがいる場合はボークがとられ、ランナーがいない場合はストライクとなります。クイックリターンピッチとも言います。
クオリティスタート
先発投手を評価する基準の一つで、6回以上を投げ、かつ自責点を3点以内に抑えた場合に記録されます。
草野球
主に成人が趣味で行う野球のことを言います。多くは硬式野球ではなく軟式野球です。
クッションボール
外野フェンスなど、壁にあたって跳ね返ってくるボールのことを言います。
クライマックスシリーズ
セ・パ両リーグで行われるポストシーズンのことで、先ずはペナントレース2位と3位が三回戦制で行い、その勝者が1位と日本シリーズ出場をかけて5回戦制で戦います。
【ちょっとひとこと】
消化試合を減らす(観客減を抑える)という目的から導入されたシステムで、興行的には成功していると言えます。しかし、6チームしかないリーグで3位のチームが勝ち上る可能性のあるシステムなので、『ペナントの価値を下げてしまう』などといった批判的な意見も未だ多くあります。


グラウンドキーパー
地面を平らに整えたり水をまいたりしてグラウンドを整備する人のことを言います。
クラッチヒッター
ランナーがいる場合など、チャンスで確実にヒット(当然ホームランでも可)を打てるバッターのことを言います。
グラブ/グローブ
野手が捕球する為に手にはめて使う道具のことです。キャッチャーとファーストの使用するものは形状が少し異なり、『ミット』と言うこともあります。
グラブトス
グラブで捕球した後、そのままグラブをはめている手でボールを味方野手に投げ渡すことを言います。
グランドスラム
満塁ホームランのことを言います。
グリップ
バットの握る部分のことで、特に長さ(大きさ)に規定はありません。木製バットはグリップも木のままですが、金属バットでは滑り止め用にテープが巻かれています。
グリップエンド
バット手元側、先端部分の丸く加工された部分のことです。
クリーンアップ
打順の3・4・5番の3人を言います。TV中継などでは『クリンナップ』と発音されることが多いです。
日本では最も長打力があって得点力の高い打者は4番を打ちますが、メジャーリーグではそのような選手は3番を打つことが多いです。
クリーンヒット
野手の間をきれいにボールが抜けていったヒットのことを言います。


クローザー
ゲームの最終盤に登場してピンチを救うピッチャーのことを言います。速球に自信があったり、鋭い変化球を投げられるといった『三振が取れる』という技術的な要素も必要ですが、プレッシャーに打ち勝つ強靭な精神力も必要になります。『抑え』『ストッパー』とも言います。
クロスゲーム
両チームともにまったく点が入らなかったりするような、緊迫した接戦のことを言います。同じように白熱した試合でも、両チームともに点を取り合うような乱打戦の場合は『シーソーゲーム』と言います。
クローズドスタンス
投手に近い方の足をホームよりに出し、投手の方に体を閉じた状態になるバッティングフォームのことを言います。
クロスファイア
投手がホームベースを斜めに横切るように投げたボールのことを言います。右投げ投手の場合、右打者に対しては外角へ、左打者に対しては内角へ投げたものがクロスファイアとなります。
クロスプレー
アウトかセーフか分かりにくいプレーのことを言います。

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