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野球の用語解説
※基本的にプロ野球で使われる場合の用語解説です。メジャーリーグや高校野球、草野球などでは同じ用語でも意味合いが多少異なる場合がありますので予めご了承ください。
オ
- 送りバント
- バントで自身がアウトになる代わりに塁上のランナーを進めることを言います。『犠牲バント』とも言います。
- 抑え
- ゲームの最終盤に登場してピンチを救うピッチャーのことを言います。速球に自信があったり、鋭い変化球を投げられるといった『三振が取れる』という技術的な要素も必要ですが、プレッシャーに打ち勝つ強靭な精神力も必要になります。『クローザー』『ストッパー』とも言います。
- 押し出し
- 満塁の状態でバッターが四球を選ぶ、もしくは死球をもらうことにより3塁ランナーがホームインすることを言います。
- おっつけ
- ボールを自身から外側に向かって打つバッティングテクニックのことで、『流し打ち』とも言います。右打者ならライト方向、左打者ならレフト方向に打ちます。
- オーバースロー
- ピッチャーの投球フォームのうちの1種類で、肩より上から腕を振り下ろすようにして投げます。最も一般的で最も球速の速い投球フォームです。
- オーバーラン
- バッターやランナーが塁を走りこしてしまうことを言います。
バッターは2塁に進もうとしないのであれば1塁を駆け抜けてしまって(オーバーランして)もタッチされてアウトになることはありません。しかし、1塁か2塁にいたランナーが2塁、もしくは3塁をオーバーランした場合、離塁したままであればタッチされるとアウトになります。 - オブストラクション
- ボールが返球されてきていないのにランナーの走るコースの上に立ちはだかったりしてランナーの邪魔をすること(走塁妨害)を言います。
- オープンスタンス
- ピッチャーに近い方の足を後ろにひき、ピッチャーの方に体を開いた状態になる打撃フォームのことを言います。
- オープン戦
- ペナントシーズンが始まる前に各チームが最終調整のために行う練習試合のことを言います。通常2月〜3月に行われます。
- お見合い
- 打ちあがったボール(フライ)を野手同士が捕球を譲り合い、結果的に落球してしまうことです。
- 重い
- ピッチャーから投げられたボールの回転が少なく、打った時に投球のスピード以上の力強さを感じることを言います。
- 泳ぐ/泳がされる
- バッティングの際に投球で体勢を崩され、姿勢が前のめりになってしまうことを言います。打者から外へ逃げていくようなボール(スライダーなど)でなりやすく、『泳がされる』とも言います。
- オールスターゲーム
- 毎年ペナントシーズンの中間ぐらいの時期(7月頃)に行われる両リーグの代表同士の試合を言います。出場できる選手はファン投票、もしくは監督推薦により選ばれます。メジャーリーグでは1試合だけなので出場出来る選手は非常に限られ、文字通り『オールスター』と呼ぶに相応しいイベントですが、日本のプロ野球は複数試合を組むために出場可能な選手も多く、『オールスター』という名称と現状は少しかけ離れてしまっているのが残念です。
- オールラウンドプレーヤー
- この用語は2種類の意味に解釈されます。1つ目は内野と外野など、複数のポジションを守ることが出来るプレーヤーのことを言う場合で、もう1つは走塁・打撃・守備(走攻守)の3つとも優れた能力を持ったプレーヤーのことを言う場合です。