大相撲のルールと決まり手の紹介サイト
決まり手/特殊技【1】
引き落とし
相手の体勢が低い時などに、相手の腕や肩、もしくは前まわしなどを掴んで自分の方へ強く引き、土俵にはわすようにして倒すことを言います。
『叩き込み(はたきこみ)』に似た技ですが、体を開かずに引くところが異なります。
技としての難易度も低く、相撲は前に攻めるのを良しとする考え方が根強いので、こういった引き技はあまり評価されません。f^_^;)
引っ掛け
『突っ張り』や『押し』で相手に攻め立てられた時に、相手の腕を掴んで手繰るようにして体を開いて相手を倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。
『小手投げ』と『とったり』に似た技ですが、腕を極めずに手繰るようにして決めるところが異なります。
叩き込み(はたきこみ)
相手の体勢が低い時などに、相手の腕や肩、もしくは前まわしなどを掴んで自分の方へ強く引きながら体を開き、土俵にはわすようにして倒すことを言います。立会い直後に変化(横に移動)しながら仕掛けられたりもします。
『引き落とし』に似た技ですが、体を開くようにして引くところが異なります。
技としての難易度も低く、相撲は前に攻めるのを良しとする考え方が根強いので、こういった引き技はあまり評価されません。f^_^;)
素首落とし(そくびおとし)
相手の体勢が低い時などに、相手の首か後頭部を腕で上から押さえつけるようにして土俵にはわすようにして倒すことを言います。
『叩き込み(はたきこみ)』に似た技ですが、腕や肩ではなく、首より上を押さえつけた場合がこの『素首落とし』になります。
2000年12月に決まり手に追加された新しい技です。
吊り出し(つりだし)
相手のまわしを両手で掴んで相手の足が土俵から浮くように吊り上げ、そのまま土俵の外へと運ぶことを言います。まわしを掴まずに抱え上げて運ぶこともあります。
吊り上げた後に土俵外へと運ばず、土俵内で相手を落として転がすことは『吊り落とし(つりおとし)』と言います。
送り吊り出し(おくりつりだし)
相手の背後に回り、背面から相手のまわしを両手で掴んで相手の足が土俵から浮くように吊り上げ、そのまま土俵の外へと運ぶことを言います。まわしを掴まずに抱え上げて運ぶこともあります。
吊り上げた後に土俵外へと運ばず、土俵内で相手を落として転がすことは『送り吊り落とし(おくりつりおとし)』と言います。
2000年12月に決まり手に追加された新しい技です。
吊り落とし(つりおとし)
相手のまわしを両手で掴んで相手の足が土俵から浮くように吊り上げ、そのまま土俵内に落として転がすことを言います。まわしを掴まずに抱え上げることもあります。
吊り上げた後に土俵内に相手を落とすのではなく、土俵外へと運び出すことは『吊り出し(つりだし)』と言います。