基礎代謝を知って上手に健康管理
基礎代謝を知ることは健康管理や体づくりに大きく役立ちます。
基礎代謝とは、その人が一日生きていくために必要となるカロリーのことで、基本的には体重が重くなるほどその数値は大きくなります。
また、筋肉は存在しているだけで(動かさなくても)カロリーを消費しますので、
同じ体重であれば筋肉量が多い方が基礎代謝の数値は大きくなります。
基礎代謝量を知って健康管理に役立てましょう。
基礎代謝量は生命維持のために必要な数値。実際に消費されるのはその1.3倍以上
生きていくため、というのは生命維持のために最低限必要な数値ということなので、簡単にいうと全く動かない(寝たきり)状態での数値です。
しかし実際には当然ながらヒトという生き物は全く動かずに生活することはなく、朝には起き、ごはんを食べたり学んだり勤しんだりと、様々なことで体を動かして日常生活を送ります。
この
日常生活で消費されるカロリーは、基礎代謝量と日常の過ごし方(活動量)によって決まります。
デスクワークの方や、学校で運動系の部活に入っていない方など、日常で
あまり体を動かさない方は、基礎代謝の1.3〜1.4倍程度の数値が一日に消費されるカロリーとなります。
また、肉体労働者や運動部の方など
体をよく動かす方であれば、基礎代謝の1.6〜2倍程度が一日の消費カロリーとなります。(上限は体を動かせば動かすほど上がります)
例えば基礎代謝が
1,200kcalでデスクワークの方であれば、一日に消費されるカロリーは
1,560〜1,680kcalとなります。同じ
1,200kcalの基礎代謝でも、運動部の方であれば
1,920〜2,400kcalが一日に消費されます。
この数値以上にカロリーを摂取してしまうと太りますし、逆に摂取カロリーが少なくなると痩せていきます。
基礎代謝量が同じでも日常の過ごし方が異なれば、消費されるカロリーには大差が
先に書いたように、
日常生活で消費されるカロリーは、基礎代謝量と日常の過ごし方(活動量)によって決まります。
同じような日常生活を過ごしている人でも、基礎代謝が大きい人は消費カロリーが大きいですし、基礎代謝が同じであっても、日常生活の過ごし方が異なれば消費カロリーに違いが出てきます。
自身の基礎代謝を知り、自身の日常生活を知ることで、自身が一日にどれだけのカロリーを消費しているかを知ることが出来るのです。
自身が消費するカロリーを知っていれば、その数値以上食べたら太る、数値以内に抑えれば痩せる、ということが分かりますので、健康管理や体づくりに大きく役立ちます。
最近では家庭用の体脂肪計でも基礎代謝を算出してくれるものがほとんどですので、そのような機能のある体脂肪計があれば、ぜひ基礎代謝の数値もチェックするようにしてください。
※
体重と体脂肪率だけを気にするだけではもったいないですよ。(^^;
※体脂肪計などが身近になくて基礎代謝量が分からないという方も、体重さえ分かればおおよその基礎代謝量を算出することが出来ます。その算出方法については当サイト内の『
体重から一日に必要なカロリーを算出してみましょう。』にまとめてありますので、そちらをご確認ください。
あなたへのおすすめ