HOME決まり手と非技についてやぐら投げ・掛け投げ・掴み投げ
決まり手/投げ手
櫓投げ(やぐらなげ)
両手でまわしを取って相手をしっかりと引き付け、片膝を相手の股の間に入れるようにして太ももの上に相手を乗せ、吊り上げるようにして持ち上げてから投げ落とすようにして倒すことを言います。両力士の力量差が大きくないと決まらない大技なので、あまり見られることはありません。掛け投げ(かけなげ)
『上手投げ(うわてなげ)』や『下手投げ(したてなげ)』といった投げ技をかける時、投げるのと同時に相手の内またに足を入れ、その足を跳ね上げるようにして倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。掴み投げ(つかみなげ)
『上手(うわて)』で相手の背後にあるまわしを掴み、そのまま掴んで相手を持ち上げ、体を宙に浮かすようにして投げ倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。かなり腕力が強くないと&相手が軽量でないと決まらない大技で、半世紀以上も大相撲では出ていないそうです。