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用具などについて/Page 2
ラケットについて
木で出来た板と持ち手にラバーを貼ったものが卓球のラケットです。木の部分、ラバーの部分、それぞれに多様な種類があり、選手はその戦型によって自分に適したものを選択します。
意外に感じる方も多くいらっしゃると思うのですが、ラケットのサイズに関しては決まりがありません。15〜16cm程度の楕円形のような形をしているものがほとんどですが、仮にそれよりもっと大きなものや逆に小さなものでも問題ありません。
ただ、素材に関しては『持ち手をのぞいたラケット(ブレード)面の85%以上を天然の木材とすること』と定めされています。
形状に関しては、持ち手の握り方によってシェイクハンドとペンホルダーの2種類に大きく分けることができでます。
シェイクハンドラケット
ペンホルダーラケット(とボールf^_^;)
ラバーについて
ラケットのボールを打つ部分に貼られているゴム製のシートとスポンジを貼り合わせたものをラバーと言います。色は赤か黒と決められており、表裏両面に貼る場合は表裏異なる色にしなければいけません。
ラバーはその素材や加工の仕方によってボールを打った時の反応(回転や反発力など)が大きく変わるので、各選手はそれぞれ自身の戦型に合ったラバーを選んで使用します。
ラバーの種類は、大きく以下のように分けられます。
裏ソフトラバー
現在の卓球で主流となっているラバーです。表面が平らに加工されており、ボールを回転させやすく反発力が強いという特徴があり、ドライブ型の選手に好まれます。
表ソフトラバー
表面が小さな突起状に加工されており、ボールを回転させにくく反発力が強いという特徴があり、速攻型の選手に好まれます。
粒高ラバー
表ソフトラバーの突起をさらに高くしたようなラバーです。ボールの回転をほとんど受けないためレシーブがしやすく、カットマンなど守備的な選手に好まれます。
一枚ラバー
スポンジを使用せず、ラケットに直接表ソフトラバーを貼ったものです。ボールを回転させにくく反発力も弱いのですが、安定してレシーブできます。戦前まではこのタイプしかなかったのですが、現在では利用者はほとんどいなくなっています。
アンチラバー
裏ソフトラバーのような見た目ですが、回転がほとんどかからないという特徴があります。一枚ラバーと同じく、現在では利用者はほとんどいなくなっています。
ユニフォームとシューズについて
卓球の公式試合では、JTTA(日本卓球協会)のマークがついた公認品しかユニフォームとして認められません。これは卓球が他球技とちょっと異なる特徴です。
形状についてはトップスがTシャツかポロシャツ、ボトムスはハーフパンツかスカートが基本です。
シューズに関しては特に規定がなく、卓球用シューズでなくても問題ありません。
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