大相撲のルール

大相撲のルールと決まり手の紹介サイト

決まり手/捻り手【2】


頭捻り(ずぶねり)

頭捻り(ずぶねり)
相手の胸に頭を押し付け、相手の『差し手』か肘をつかみ、頭を軸に体を回転させるようにして相手を倒すことを言います。幕内の取組ではほとんど見られませんが、幕下以下では度々使われています。

上手捻り(うわてひねり)

上手捻り(うわてひねり)
上手(うわて)』でまわしを掴み、その上手で相手をひねって倒すことを言います。
上手投げ(うわてなげ)』と力の向きが逆になるので、両方を使い分けると効果的です。

下手捻り(したてひねり)

下手捻り(したてひねり)
下手(したて)』でまわしを掴み、その下手で相手をひねって倒すことを言います。
上手投げ(うわてなげ)』と合わせ技で使うと効果的です。

網打ち(あみうち)

網打ち(あみうち)
相手の『差し手』を両手で抱え込み、体を開きながら相手を背中の方へと倒すことを言います。
きれいに決まると漁師が投げ網をうつような格好に似ているからこのような名前がついたそうです。ちなみにこの『あみうち』、『つなうち』と誤読されやすいのでご注意を。(*^^*)

鯖折り(さばおり)

鯖折り(さばおり)
両手で相手のまわしを掴んで強くひきつけながら、相手の上にのしかかるようにして相手を倒すことを言います。かけられた相手は腰から崩れて膝をつくような負け方になります。
攻め手の全体重が受け手の下半身にかかるため受け手の腰や膝への負担が大きく、怪我をしやすい危険と隣り合わせの技なので、小中学生の大会などでは禁止されています。
他の格闘技では『ベアハッグ』などと言われる技とよく似ています。

波離間投げ(はりまなげ)

波離間投げ(はりまなげ)
相手が低姿勢でいる時に、相手の頭や肩越しから『上手(うわて)』で背中側のまわしを掴み、自分の後ろの方へ『うっちゃり』のように投げて倒すことを言います。
かなりの身長差や力量差が必要となる大技で、『播磨投げ』とも書きます。

▲このページのTOPへ
PC運営者について   MAILお問い合わせ