糖質制限のデメリット
流行りの糖質制限、効果は出ますがデメリットもあるんです。
糖質制限ダイエット、流行っていますね〜。(^^;
これだけ流行っているということは、それだけ効果も出る、ということなのですが、実際のところは…。
効果は出ます。エネルギー源をカットし、体脂肪の分解も促すので確かに痩せれます。
しかし、痩せられるというメリットだけではなく、反対のデメリットもあることがあまり知られていないと思いますので、今回はそのデメリット、負の側面の方をお伝えしていきたいと思います。
※
※糖質は炭水化物と同義のように扱われていることもありますが、正しくは炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質です。(食物繊維は糖質に含まれません)
糖質はカットよりセーブの意識が大事。
脳は糖質しかエネルギー源として活用出来ない
体を動かすエネルギーとして使われる原料(栄養素)は『
炭水化物(糖質)』『
たんぱく質』『
脂質』の3つです。しかし、
脳はこのうち炭水化物(糖質)しかエネルギー源として使うことが出来ません。
そのため、極端な糖質制限を行うと脳がエネルギー不足に陥り、頭がぼぉ〜っとしたり集中出来なくなったりと脳の機能低下を招いてしまいます。
勉強が大事な学生さんやデスクワークで頭をよく使う方などは、学習・就業前の糖質制限は控えましょう。
糖質が足りなくなると他の組織の分解が始まる
先に述べた脳のように、糖質をエネルギー源として必要とするのに、体内に糖質が不足してしまった場合、
体は体内の脂肪や筋肉を分解し、糖へと変換してエネルギーとして使います。
この体内における糖の再合成は、脂肪だけを分解してエネルギー消費としてくれるのであればまだ良いのですが、筋肉も分解してしまうところが問題です。
筋肉はあるだけで熱生産(カロリー消費)を行い、体型を美しく保ってくれるものです。減ってしまえば代謝が落ち、体の冷えや体型の崩れの要因となってしまいます。
なにより体が動かない(^^;
最後になりましたが、最も分かりやすい負の側面がこれです。体が動かない、これに尽きます。体を動かす3つのエネルギー源のうち、
糖質は最も即効性が高く、効率よく処理できる栄養素です。その糖質が不足した状態ですと体がガス欠状態になるのは必然です。スポーツをされている方などはもちろん、普通の日常生活を送っていても『なんか体がだるいなぁ〜』などと倦怠感を覚えやすくなったりしますので、極端な糖質制限は控えてくださいね。
糖質制限は、摂取するカロリーを減らし、結果として体脂肪の分解も促すという、確かに理に叶ったダイエット法と言えます。
しかし、
正しく行わなければ脳の機能低下、筋量減少、全身の倦怠感などを引き起こす要因ともなってしまいます。
糖質制限をするなら
間食なら全てカットしてもOK。夕食もほぼカットしてOK。朝・昼は無理をせず
これを守って、無理なく理想の体を手に入れてくださいね。(^^)
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