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筋トレで糖質消費!有酸素運動で脂肪燃焼!

筋トレと有酸素運動では筋トレを先に行った方が効果的です。

フィットネスクラブで働いていた時によく聞かれた質問です。

『筋トレと有酸素運動ってどっちを先にした方がいいんですか?』

答えは筋トレです。筋トレを先に行って、その後に有酸素を行った方が、逆の順番で行うよりいずれの効果も上げる事が出来ます
その理由はこの2点です。
※今回は有酸素運動をダイエット目的での運動効果で説明しています。心肺機能強化など、身体能力向上が目的であれば順番を変える場合もあります。
筋トレ→有酸素運動が効果的!
筋トレ→有酸素運動が効果的!

エネルギーを消費する際、最初に使われるのは糖質

体はエネルギーを消費する際、エネルギーとして最初に使うのは体内にある糖質です。糖質が最もエネルギーに変換させやすいからです。そしてその糖質が無くなれば、体内に蓄えられている体脂肪を分解してエネルギーとして使いだします。さらに足りなくなれば筋肉を糖へと分解して使うようになります。

もし有酸素運動を先に行えば、体はエネルギー源として糖質を使います。基本的に有酸素運動を行う目的は『脂肪を燃やす』ですから、エネルギー源として糖質を使ってしまえば脂肪は燃えず、体脂肪を減らすことが出来ません

ですから、筋トレでは糖質を使い、筋トレで糖質を使い切った後に有酸素運動で体脂肪を燃やす方が筋トレも有酸素運動も効果を得やすいのです。

筋トレを先に行って糖質を消費。その後に有酸素運動で脂肪を燃焼

フィットネスクラブなどで有酸素運動を30分以上やって汗だくになってから筋トレに励む方もいらっしゃいますが、正直に言うとこのやり方は非常に効率が悪いです。(^^;

先に有酸素運動を頑張っても、消費されるエネルギーのほとんどは糖質です。体脂肪はほとんど燃やすことが出来ません

そのうえ、体内の糖質を有酸素運動で使い切ってしまった後に筋トレを行うと、体内の糖質がないので筋肉を分解して糖として利用してしまいます。筋トレは筋肉をつけたい(維持したい)のに、筋肉を分解してトレーニングしてしまっていては本末転倒です。

筋力トレーニングを始めると成長ホルモンの分泌が促され、そのホルモンが脂肪の燃焼を促進します。また、体脂肪はガスコンロのようにいきなり火が大きくつく訳ではありません。焚火のように、最初はちょろちょろと、そこから順に大きく燃えていくのです。

筋トレで成長ホルモンを分泌させ、体脂肪が燃えやすいように火を点けておいた状態で有酸素運動を行うことで、体脂肪を効率よくメラメラと燃やすことが出来るのです

ただし、くれぐれも有酸素運動のやり過ぎには注意です。やり過ぎると先に書いたように体脂肪だけではなく筋肉まで減ってしまいますので。

一度に行う有酸素運動は30分程度を目安に、もし1時間以上行いたいのであれば、朝と夕方など、回数を分けて行った方が脂肪燃焼に関しては効果的ですよ。(^^)
※カロリーの消費量だけであれば有酸素運動を1時間/1回で行うのと30分/2回で行った場合の差はほとんどありません。しかし、前者の場合に消費されるカロリー源は糖質と体脂肪に加えて筋肉も分解されてしまう可能性があるのに対し、後者であればほぼ糖質と体脂肪のみをエネルギーとして消費できます。ですから消費カロリーは同じであってもエネルギー源が異なるので、後者の方が体にはより良い効果が得られると言えます。

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