HOME決まり手と非技について居反り・撞木反り・掛け反り
決まり手/反り手
居反り(いぞり)
相手に攻め込まれた時、腰を低く落とすようにしてしゃがみ込み、相手の膝あたりを両手で抱えて背中の方に投げ飛ばすようにして倒すことを言います。難易度の高い大技で、平成以降は幕内の取組では使われていません。
撞木反り(しょもくぞり)
体勢を低くして相手のわきの下あたりに頭を入れ、そのまま肩の上に相手を担ぎ上げるようにします。そうして体を後ろに反らし、後方に投げ飛ばすようにして倒すことを言います。かなり難易度の高い大技で、大相撲ではもっとも珍しい決まり手として有名です。半世紀以上も本場所だけではなく巡業でさえも使われたことのない、本当に幻の技です。
掛け反り(かけぞり)
相手のわきの下あたりに頭をねじこみ、『切り返し』のように足をかけて体勢を崩し、そのまま後ろに反るようにして倒すことを言います。難易度の高い大技で、半世紀以上も幕内の取組では使われていません。