9人制バレーボールのルールと用語の紹介サイト
9人制バレーのルール/Page 2
基本のプレー
ボールを相手コートに打ち返すために、様々なボールの繋ぎ方があります。ボールの繋ぎ方には、
- 相手コートからから打ちこまれたボールを拾う=【レシーブ】
- 味方プレーヤーに攻撃してもらうためにボールを上げる=【トス】
- トスされたボールを相手コートに打ち込む=【アタック】
大きくこの3種類に分けられます。これらを含めたバレーボールでの基本となるプレーを以下に記します。
- 【レシーブ】または【アンダーハンドパス】
- 両手を真っ直ぐ伸ばし、片手でもう一方の片手をつつみこむように握り、手首のあたりでボールをはじくようにして上げるプレーを言います。相手から打ち込まれたボールなど、腰の位置より低いボールを「拾う」時に使います。
- 【トス】または【オーバーハンドパス】
- おでこの上あたりで両手でボールをキャッチするようなつもりで構え、タイミングよくはじくプレーを言います。方向やスピードの調整がしやすいので、アタックの前によく使われます。
レシーブ・トス、ともに、足を肩はば程度に開き、両足を少し前後にずらし、膝を曲げて少し腰を下げて構えます。レシーブは若干前かがみの姿勢で、ボールを運ぶような気持ちではじくのが理想です。
- 【アタック】または【スパイク】
- トスなどで上げられたボールに合わせ、ジャンプしてボールを打つ攻撃プレーのことを言います。相手コートに叩きつけるように打つのが基本ですが、巧いプレーヤーの場合には、わざとブロックに当てる(ブロックに当ててコート外にボールを弾き出したりする)こともあります。
- 【ブロック】
- 相手プレーヤーのアタックに合わせて両腕を伸ばしジャンプし、壁のようになってアタックが自コートに打ち込まれないように防ぐプレーを言います。
- 【サーブ】または【サービス】
- ゲームやラリーの最初にサービスゾーン内から相手コートに打ち込むプレーを言います。サーブは必ずボールを手から離した状態で打たなければいけません。打ったボールがネットに触れたとしても、相手コートに入れば成功と見なされます。
サーブとサーブ順
サーブは、エンドラインの外側/サイドラインの延長線上で囲まれた制限範囲(サービスゾーン)で、片方の腕か手でボールがネットを越すように打ちます。その時、足がエンドラインを踏んでいたり、サイドラインの延長線上より外側に踏み越していると反則となります。
また、6人制と違い、サーブがネットに当たって相手コートに入っても成功と認められません。
ただし、9人制の場合は1回目を失敗しても、2回目を打つことができます。2回目も失敗した場合は、失点となります。
また、サーブ順はあらかじめ決めておいた順番でサーブを打ちます。
あらかじめ決めておいた順番とは、試合前にサービング・オーダー票という用紙にサーブ順を記入し、審判に提出します。この順番は試合終了まで変更できません。サーブ順を間違うと反則となり、相手に得点とサーブ権が与えられます。
なお、順番がわからなくなった場合はサーブを打つ前(サーブを打ての笛が吹かれる前)に副審に確認する事が出来ますので早めに確認しましょう。
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