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大相撲のルールと決まり手の紹介サイト
決まり手/反り手
居反り(いぞり)
相手に攻め込まれた時、腰を低く落とすようにしてしゃがみ込み、相手の膝あたりを両手で抱えて背中の方に投げ飛ばすようにして倒すことを言います。
難易度の高い大技で、平成以降は幕内の取組では使われていません。
撞木反り(しょもくぞり)
体勢を低くして相手のわきの下あたりに頭を入れ、そのまま肩の上に相手を担ぎ上げるようにします。そうして体を後ろに反らし、後方に投げ飛ばすようにして倒すことを言います。
かなり難易度の高い大技で、大相撲ではもっとも珍しい決まり手として有名です。半世紀以上も本場所だけではなく巡業でさえも使われたことのない、本当に幻の技です。
掛け反り(かけぞり)
相手のわきの下あたりに頭をねじこみ、『切り返し』のように足をかけて体勢を崩し、そのまま後ろに反るようにして倒すことを言います。
難易度の高い大技で、半世紀以上も幕内の取組では使われていません。
襷反り(たすきぞり)
相手の『差し手』の肘を片手で抱え、もう一方の手で相手の足を内側から抱えもち、相手を肩に担ぐようにして背中の方に体を反らして倒すことを言います。
難易度の高い大技で、半世紀以上も幕内の取組では使われていません。しかし、2017年の初場所で十両の宇良がこの珍しい技を決め、大きな話題となりました。
外襷反り(そとたすきぞり)
相手の『差し手』の肘を片手で抱え、もう一方の手で相手の手の上から足を内側からすくい上げ、相手を肩に担ぐようにして背中の方に体を反らして倒すことを言います。
難易度の高い大技で、半世紀以上も幕内の取組では使われていません。
伝え反り(つたえぞり)
相手の『差し手』の手首あたりを掴み、相手のわきの下を通り抜けながら体を後ろにもたれかかるように倒し、その重みで相手を倒すことを言います。
2000年12月に決まり手に追加された新しい技です。