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ポジションについて/Page 2

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GK(ゴールキーパー)の役割について

GKはGoal Keeperの略で、フィールド上に必ず1人は必要とされるポジションです。
GKは他のプレーヤー(GK以外のプレーヤーをフィールドプレーヤーと言います)とは異なり、自陣のペナルティーエリアにおいて手を使うことができ、自陣ゴールを守る守護神としての役割を担います。
GKはフィールドプレーヤーと異なり、フィールドからいなくなることが出来ないので、もしGKが負傷した場合はフィールド外ではなく、フィールド内で治療などの処置が行われます。なお、この時間のプレーは一時停止し、このために消費した時間はロスタイムに加算されます。
GKはDFに指示をだしたり、相手のセットプレーに対して味方に守る位置を指示したり、様々な指示を行います。また、味方プレーヤーを叱咤激励したり気持ちを鼓舞したりと、プレーでも精神的なところでもチームの柱となる、非常に重要なポジションです。
GKに求められる資質として、状況に応じて的確な行動ができる判断力、さまざまなシュートに反応できる敏捷性や瞬発力、正確で長い距離が蹴れるキック力、などがあります。また、高くあがったボールに対応するため、高身長でジャンプ力があった方が有利とされます。

GKはフィールドプレーヤーとは完全に区別されるため、以下のことが定められたり認められています。

また、GKだけに認められた『自陣のペナルティーエリアであれば手でボールに触れられる』という権利があるため、以下のような行為は禁止されており、もし犯してしまった場合は相手に間接フリーキックが与えられます。


DF(ディフェンダー)の役割について

DFはDefenderの略で、おもに守備を担当するポジションです。
DFはさらに『センターバック』と『サイドバック』の2つに分けることができ、センターバックはさらに役割によって『ストッパー』『スウィーパー』『リベロ』と区別されます。

センターバック

フィールドプレーヤーの最後尾に位置し、主にゴール前方を守ります。4バックシステムでの中央2名のことを言うことが多いです。
主な役割として相手FWのマークをしてボールを持たせないようにしたり、ボールを奪ったりします。また、相手から蹴りこまれたロングボールやクロスボールをヘディングなどでクリアするという役割も重要です。DF全体の動きの指示(ラインコントロール)を行うことも多いです。
センターバックには相手プレーヤーにあたり負けない屈強な肉体と高いジャンプ力が求められ、その能力は攻撃時のセットプレーでもヘディングなどで威力を発揮します。
ストッパー
相手FWを1対1でマークして相手FWの動きを封じる役割のポジションです。
スウィーパー
ストッパーのように特定の相手をマークするのではなく、ストッパーが相手に抜かれてしまった時のカバーリングなど、状況に応じて守備を行うポジションです。
リベロ
スウィーパーですが、とくに自由に動き、積極的に攻撃参加を行うプレーヤーのことをこう言います。

サイドバック

主に自陣後方の両サイドを守ります。4バックシステムでの左右2名のことを言うことが多いです。
両サイドでの守備が主な役割ですが、守備から攻撃に切り替わった時には即座にそのサイドを駆け上がり、攻撃参加することも多いです。そのため、豊富な運動量と精度の高いクロスボールをあげる正確なキック力も求められます。

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