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用語解説/ス
ス
- スイッチ
- パスを出すプレーヤーとパスの受け手が交差するように走り、交差する瞬間にパスを出すことで、スムーズでスピーディーな方向転換が可能です。『クロス』『シザース』とも言います。
- スクラム
- ボールを所持していたプレーヤーがボールを前に落としてしまったり(ノックオン)、ボールを前に投げてしまったり(スローフォワード)、軽い反則があった後に行われるプレーのリスタート方法です。
両チームのフォワード(FW)8人同士が組み合い、両チームが組み合った中間に、一方のチームのプレーヤー(スクラムハーフ)がボールを投げ入れます。投げ入れられたボールを、投げ入れたプレーヤーのいるチームが足で後ろにかきだし、スクラムを組んだ最後方のプレーヤー(ナンバーエイトやスクラムハーフ)がボールを取り出すことによってプレーが再開されます。
多くの場合は投げ入れたプレーヤーのいるチームのボールとなって再開されますが、相手チームの圧力が強かったりした場合は、ボールを奪われてしまうこともあります。
なお、スクラムでは、組んだ状態のまま回転してはいけません。
- スクラムハーフ(9番)
- スクラム時に、両チームの組み合った中間にボールを投げ入れ、そのボールを手で取り出す(※ナンバーエイトが取り出す場合もあります)役目を担うポジションです。フォワードとバックスの繋ぎ役で、敏捷性と、的確で正確な判断力が必要なポジションです。体が小さくても充分に活躍できるポジションです。
- スクラムホイール
- スクラムが90度以上回ってしまう反則で、相手ボールでのスクラムに切り替わります。
- スクリューパス
- 片手でボールをしっかり掴み、ボールの尖った方を投げる方向に向けて回転をかけながら投げるパスです。スピードも出るので遠くにいるプレーヤーへの展開などに適しています。
- スタンドオフ(10番)
- フライハーフのことです。国際的にはフライハーフの方が一般的です。バックスよりでプレーすることが多いハーフバックスのポジションです。バックス陣を率い、自ら走り、蹴り、パスを出し、とバックス攻撃の起点となる、チームの司令塔的ポジションです。
イハーフとも言います。
- スタンピング
- 倒れている相手プレーヤーをわざと踏みつける反則を言います。
- スティファームタックル
- プロレスのラリアットのように、相手の首に腕をひっかけて倒そうとするタックルを言います。
- ストラクチャー
- もともとは『構造』といった意味で、ラグビーでは『型が整った状況』のことを言います。
具体的にはスクラムやラインアウトなどのセットプレー時などがこのストラクチャー状態になります。両陣営の型が整っているこの状況では、チームとしての戦術、その戦術の習熟度が非常に重要になります。
- ストレートパス
- 両手で下から両手ですくい上げるようにして投げる、ラグビーの最も基本的で使い勝手の良いパスのことです。
- スーパーラグビー
- 南半球で行われているラグビーリーグで、『スーパーリーグ』と並んで世界最高峰とも言われています。ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・アルゼンチン・日本の5カ国から計15チームが参加しています。
- スーパーリーグ
- 北半球で行われているラグビーリーグで、『スーパーラグビー』と並んで世界最高峰とも言われています。イングランド・ウェールズ・フランスの3カ国から計12チームが参加しています。
- スマザータックル
- 相手の上半身を抱えて、相手の勢いを活かして柔道の掛け技のように倒すタックルのことです。通常のタックルは体格差があれば跳ね返されやすいのですが、このタックルは体格差に関係なく仕掛けることが出来ます。
- スリークォーターバックス
- バックスの7人のうち、左ウイング(11番)、左センター(12番)、右センター(13番)、右ウイング(14番)の3人のことを言います。
この3人の各ポジション名や役割については『バックスの各ポジション名と役割』でご確認下さい。
- スローフォワード
- ボールを前方に投げてしまう反則のことです。
- スワーブ
- 外側に弧を描くようにしてディフェンダーをかわして走り抜くテクニックのことです。
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