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【ちょっとひとこと】
ラグビーのルールが難解に思える最大の要因は、「選択肢の多さ」です。
例えばサッカーの場合、ボールがコートから出ていけば、ボールの出ていった地点からスローインをしてゲームが再開されます。選択肢はこの1つしかありません。(※「ゴールキックは?」などと挙げ足は取らないで下さいね)
しかし、ラグビーの場合、ボールを蹴った場所、蹴った状況、ボールが出ていった場所、そういった諸条件により、ゲームの再開方法が異なるのです。ボールが出ていった場所でのラインアウトになったり、ボールを蹴った場所でのラインアウトになったり。スクラムになることもあるので、「え?何で今のはそういう対応になるの?」と不思議に感じることが多いのです。そのため、「よく分からない=難しい」となってしまうのです。
「こうなればこうする」ではなく、「こうなればこうも出来るし、ああも出来る、あんなことまで出来る!」というのがラグビーのルールなのです。すぐに全てを理解するのは難しいですが、この選択肢の多さがチームごとの戦術にも大きく関わり、ラグビーの奥深さを出しているのです。
最初は「何でそうなるの?」って思っていたものが、「そういう手で来たか!」とうなずけるようになれば、あなたも立派なラグビー通です。焦らずゆっくり、ラグビーの知識を深めていきましょう。