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サッカーのルール
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フィールドとボールについて
サッカーは『フィールド』(グランドなどと呼ばれることもあります)という場所で行われます。フィールドは長方形の形をしていて、長辺をタッチライン、短辺をゴールラインと言います。
タッチラインは90m〜120m、ゴールラインは45m〜90mの間とするよう定められています。
サッカーを行うボールのサイズは完全な球形で、外周60cm〜70cm以内、重量410g〜450g以内と定められています。
フィールドとボールについては『フィールドとボール』で詳しく説明していますのでそちらをご参照下さい。
サッカーのフィールドは競技場によってかなりの差があります。最小なら4,050m2でも可能で、最大なら10,800m2となるので、倍以上の面積差となります。これだけ競技場の大きさが違っても成り立つスポーツは他に類がなく、この柔軟さもサッカーが世界中で親しまれてる理由の一つではないでしょうか。
試合時間について
サッカーの試合は前半と後半と45分ずつ2つに分けて(それぞれをハーフと言います)行われます。ただし、45分と競技規則では定められていますが、小中学生や女子などでは30分や40分など、短縮した時間で行わることも多いです。
前半と後半の間にはハーフタイムと呼ばれるインターバル(休憩時間)が用意されており、この時間は15分以内と定められています。
サッカーは『時間を止めない』スポーツで、プレーヤーが負傷したり交代したりといった理由で時間を浪費した場合は、その時間分を『アディショナルタイム※』として加算し、競技時間を延長します。つまり、実際の競技時間は『45分+アディショナルタイム』となります。試合内容により異なりますが、アディショナルタイムは大体5分以内となっています。なお、このアディショナルタイムを何分取るかということは主審の裁量により決定します。
※以前は『アディショナルタイム』は『ロスタイム』と和製英語で言われていました。また、『インジュリータイム』とも言われるのですが、『インジュリー』という言葉にはもともと『負傷など怪我による』といった意味があるため、国際ルールに倣って『アディショナルタイム』を使う方がベターかと思います。
前後半を終えて得点が同じ場合は引き分けとなりますが、勝敗をつける必要がある大会などでは、前後半を終えた後に延長戦、もしくはPK戦を行って勝敗を決定します。延長戦は通常15分の前後半で行われ、それでも勝敗がつかない場合はPK戦を行います。
プレーヤーについて
サッカーは1チーム11人で試合を行い、その中に必ず1人のGKを入れないといけません。人数が揃わなければ11人以下でも試合を行えますが、7人未満の場合は試合は出来ません。
選手交代は3人まで可能で、交代要員として3名〜7名を登録することができます。
交代枠を使い切った後に選手が負傷退場した場合や、レッドカードで退場となった場合などはプレーヤーの補充はできず、11人より少ない人数で戦わなければなりません。
プレーヤーには『ジャージ』『ショーツ』と呼ばれる上下のユニフォーム、そして『すね当て』を『ストッキング』の下に装備し、『靴』をはくことが定められています。そして、腕時計やピアス、ネックレスなど、相手を傷つけたりする恐れのあるものは身につけることを禁じられています。
ユニフォームはチームで共通の色・デザインのものを使用し、色は両チームで明らかに違わなければいけません。また、体にぴったりと密着するようなデザインのものや、袖のないものは認められていません。
GKは他のプレーヤー、審判と異なる色のユニフォームを着用しなければなりません。
ボールの扱い方について
サッカーはGK以外のプレーヤーは手以外でボールを扱わなければなりません。手を使っても良いのはアウトオブプレーの時やスローインの時など、限られた条件下だけです。
ボールの動きは基本的に足でコントロールしますが、頭や胸などを使う場合もあります。
ボールを足で蹴る『キック』、ボールを蹴りながらボールと一緒に走る『ドリブル』、頭やおでこで叩くようにしてボールを扱う『ヘディング』、胸や足でボールを受け止める『トラップ』などでボールを扱います。
得点について
ボール全体がゴールの中(ゴールポストの間とクロスバーの下でゴールラインの外の空間)に入れば1得点となります。得点するためにゴールにボールを放つことをシュートと言い、得点することはゴールとも言います。基本的に敵陣ゴールにシュートを行って得点を重ねますが、まれにミスキックやボールが体に当たったりすることにより自陣ゴールにボールを入れてしてしまい失点(オウンゴール/自殺点)してしまうことがあります。
(1)の場合はボールの一部だけ、(2)の場合はボールの半分だけ、
(3)の場合でもボールの一部がまだゴールに入っていなので、
(1)〜(3)はすべて得点としては認められません。
(4)のようにボール全体がゴールの中に入った状態のみ得点として認められます。