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ゴルフって?
このコーナーでは、ゴルフとはどんなスポーツなのか、ゴルフの歴史、マナーについてを紹介しています。
ゴルフってどんなスポーツ?
ゴルフは、1つのボールを打って進み、ティーグランドからカップ(ホール)に入れるまでに何打必要とするか、その打数の少なさを競う競技です。ゴルフ場にはカップは通常18個用意されており、その1つ1つでそれぞれ競技すること(場所)を『ホール』と言います。この1つ1つのホールを1つのプレー単位とし、18ホールすべてを終えた時点での優越で勝敗を決定します。(野球と比較して説明しますと、野球では1回・2回という単位が、ゴルフでは1ホール・2ホールとなり、野球では9回で勝敗を決定するところが、ゴルフでは18ホールということになります。)
1つのホールはティーグランドからボールを打つことによりプレーが始まり、そのホールに用意されているカップにボールを入れることによりプレーが終了となります。
各ホールのティーグランドからカップまでの間には、芝生の植えられたフェアウェイやラフといった比較的ボールを打つのが容易なエリアと、バンカーや池・森など、ボールを打つのが困難なエリアが混在して配置されています。これらのエリアの中を、カップを目指してボールを打ちながら進みます。
そして、カップの周辺にはグリーンと呼ばれる芝のきれいに刈り込まれたエリアが用意されています。このグリーンは最終的にカップにボールを入れるために準備されているエリアで、ここでのボールの打ち方や取り扱い方は他のエリアと異なることが多いので注意が必要です。
こうして各ホールごとにプレーを行うゴルフには、大きく分けて2つの競技形式があります。
1つは18ホール全てでプレー終了した時点での総打数を競うというもので、この競技形式を『ストロークプレー』と言います。もう1つは各ホールごとに勝敗を決め、18ホールのうち、どちらが多くのホールで勝てるかということを競うというもので、こちらの競技形式は『マッチプレー』と言います。
ゴルフの歴史
ゴルフ発祥の地として、スコットランドやオランダ、フランスなど欧州諸国が幾つか挙げられるのですが、現在はスコットランドとする説が最も有力なようです。スコットランドを発祥とする説によると、ゴルフの元となる競技が生まれたのは14世紀頃だそうです。
その時代の羊飼い達が、放牧地に出来ていたウサギの巣穴などの地面に出来た穴に、木の棒で小石を打ち入れて遊んでいたのがゴルフの始まりだとされています。
この遊びが競技として世間に広まるにつれ、小石は木を削ったボールとなり、そのボールは木製から皮製、ゴム製へと進化していきます。小石を打っていた棒も、打ちやすいように形を整えたものとなり、また、木製以外にも鉄製などが現れてくるようになりました。また、最初は放牧地で行われていたこの競技も、放牧地ではなく、専用に整備されたゴルフ場で行うようになりました。
こうして時代が進むのと同時に道具やルールも変化し続け、19世紀の後半には現在のほとんど変わらないゴルフへと進化してきたのです。
ゴルフのマナー
14世紀に羊飼い達がこのゴルフの原型と言える遊びを始めた頃、この遊びはまったくお金のかからないものでした。しかし、専用の道具を必要とし、専用の競技場で行うスポーツへと進化していくにつれ、楽しむにはお金が必要となり、ゴルフは庶民のものから裕福な人々のものへとなっていったのです。裕福な人々、紳士淑女のものとなったゴルフは、プレー以外にもマナーとして様々なことが求められるようになりました。その最たるものが服装です。多くのゴルフ場では、最低限の服装をすることが求められます。具体的には、
- 襟付きの服でなければいけない
- ジーンズやTシャツ、短パンなどはいけない
- 靴は紐のあるもので、サンダルなどはいけない
また、服装以外にも競技をする上でマナーとして求められているものには、
- 他のプレーヤーのプレーの妨げをしてはいけない
(ヤジらない、プレー時に声をかけない、動いて集中力をそがさない、など) - 迅速なプレー進行を心がけなければならない
(移動を速くする、素振りをしすぎない、状況やクラブ判断を早く行う、など) - 他のプレーヤーに影響が出ないようコースを回復する
(ディボットやグリーン上に出来た損傷の復旧、バンカーの整地など)
ルールはもちろんのこと、以上のようなマナーもしっかり守り、プレーヤー全員が楽しくプレーできるよう、自身がプレーする時には心がけましょう。