HOMEこんな時どうする?
> スマートフォン用サイトはこちら

こんな時どうする?

ゴルフでは、ボールが木の根元に止まってしまったり、ボールに落ち葉が乗ってしまったりと、プレーヤーが想定していない状況に陥ってしまうことが多々あります。
このコーナーでは、そういった想定外の状況に陥ってしまった場合の対処法をいくつか紹介しています。

1.打ったボールがOBか紛失球となっているかもしれない

もしボールがOBか紛失球となっていれば、そのボールを打った場所から1打罰で打ち直しとなります。
しかし、OBか紛失球になったと判明してから打ち直しに戻っていると大幅に時間をロスしてしまい、他のプレーヤーにも迷惑をかけてしまいます。
そんなことにならないよう、このような場合は他のプレーヤーに宣言したうえで『暫定球』を打っておきましょう。暫定球とは、ボールがOBか紛失球になっていれば、その打っておいた暫定球で1打罰のうえ、プレーを続行行することが出来るものです。
幸いにも最初に打ったボールがOBにも紛失球にもなっていなかった場合は、そのボールでそのままプレーを続行し、暫定球はプレーには使用しません。もちろん、この場合は1打罰はありません。

2.打ったボールが自分や自分の携帯品に当たってしまった

打ったボールが木に当たって跳ね返り、自分や自分の携帯品(クラブやバッグなど)に当たってしまった場合は、1打罰でボールが止まったところからプレーを再開します。もし他のプレーヤーに当たってしまった場合は誰にもペナルティはつかず、ボールが止まった地点からそのままプレーを再開します。

3.ボールを蹴飛ばしてしまった

深いラフに入ってしまったボールを探している時など、まれにこのようなことが起きてしまいます。
自分のボールを蹴飛ばしてしまった場合は、1打罰で元の位置にリプレースしてプレーを再開します
もしリプレースせず、動いた場所からそのままプレーしてしまった場合は2打罰となります。
なお、他のプレーヤーのボールを蹴飛ばしてしまった場合は誰にもペナルティはつかず、元あった場所にリプレースしてプレーを再開します。

4.どちらが自分のボールか分からなくなってしまった

同じような場所に複数のボールがあるのですが、ボールのメーカーや商品名などが同じで、どちらが自分の打ったボールか分からない。もしそのような状況になれば、紛失球扱いとなり、打った場所から1打罰で打ち直しとなります。これは自分と他のボールの所有者、双方に共通しての処置となります
このような状況を作ってしまわないよう、自分のボールには目印となるものを予めつけておきましょう。

5.間違って他人のボールを打ってしまった

間違って他人のボールを打ってしまった場合は2打罰で本来の自分のボールを打ち直します
間違ってボールを打たれてしまった方は、打たれる前にあった場所に無罰でボールをリプレースしてプレーを再開します。

6.ドロップしたボールが体に当たってしまった

ドロップしたボールが体に当たってしまった場合は特にペナルティはありません。再度やり直しとなります。

7.ボールが地面に食い込んでしまった

打球の勢いが強かったり、地面がぬかるんでいたから、という原因ならば、そのままの状態でボールを打たなければなりません。もし拾い上げて他の場所にプレースしたりすれば1打罰となります
ただ、他のプレーヤーが作った穴などに埋まってしまっていた場合は、無罰で拾い上げてドロップすることが出来ます。

8.サブグリーンにボールが乗ってしまった

本来サブグリーンはスルー・ザ・グリーンの扱いになるのでそのままボールを打てるのですが、それではグリーンが荒れてしまうため、多くのゴルフ場ではローカルルールでサブグリーンを修理地として扱っています。
修理地とされていれば、無罰でグリーン外にドロップし、そこからプレーを再開することになります

9.グリーンでパットしたボールがピンに当たってしまった

意図的に当てたとではないとしても、この場合は自分に有利になるようにプレーしたと判断されるために2打罰となり、ボールが止まった場所からプレーを再開します。(カップインした場合は2打罰のみです)
これは、カップにささったままのものでも、カップから抜いて倒して置いてあったものでも同じで、当たってしまえば2打罰となります。なお、グリーン外から打ったボールがカップに当たった場合は無罰です。

あなたへのおすすめ



sports-rule.com