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野球のルール/打者関係
バッターズボックスの中から打つ
打者はバッターズボックスの中から打つことが決められています。片足でもバッターボックスから踏み出していたらいけません。ただし、バッターボックスのライン上なら問題ありません。また、バントの時など、ボールに飛びつくような感じで打つケースが見られますが、この場合は打った時に「打者が空中にいる」状態、つまり足が地面についていなければ問題ありません。もしバッターボックス外の地面に足がついていて打った場合は、打球がフェアかファウルに関係なく打者はアウトになります。
打順の間違い
当然ですが、打者は試合前に交換された打撃順の記されたメンバー表通りに打席に立たなければいけません。もし打撃順通りに打者が打たなければ、
- 打撃終了後に間違いが指摘されれば、たとえホームランやヒットを打っていてもアウトとなります。ただし、アウトになるのは「打った選手」ではなく、間違えられた「打っていない選手」です。つまり、6番打者が打つべき打順で誤って7番打者が打ってしまった場合、アウトになるのは6番打者です。そして引き続き7番打者が打席に立つことになります。
- バッターボックスに打者が入っただけの状態、もしくは誤った打者の打撃中に間違いが指摘された場合は、そのままの状態で正しい打順の打者と交代します。例えば2ストライク1ボールの状況で間違いを指摘された場合、正しい打順の打者はその状況から打ち始めることになります。
前者の場合ですと本来の打者は「必ずアウト」になるので、守備側のチームはもし打撃途中で相手チームの打順の誤りに気づいても、その打者の打席が終了するまでは黙っておいた方が得策となります。
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