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ラグビーのルール

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競技人数

1チーム15人、両チーム合わせて30人でラグビーは行われます。(7人で行うラグビーもあります)
ゲームに同時に出られるのは1チーム15人ですが、プレーヤーが怪我や故障をした場合や、戦術的な理由によりプレーヤーを入れ替えることができます。この交代要員としては7名がそれぞれ認められています。つまり、15人+7人、合計22人まで最大でメンバーを揃えることが出来ます。なお、一旦試合から出たプレーヤーは、基本的にはゲームに再出場することは出来ません。

プレーヤーのポジション

ラグビーは15人それぞれにポジションが決まっています。この15人のポジションは『フォワード(FW)』と呼ばれる8人と、バックス(BK)』と呼ばれる7人に大きく分けられます。
フォワードは主に攻撃を担う選手達です。スクラムを組んだりするのはこの選手達で、相手チームとの激しい肉体のぶつかり合いに負けない、屈強な肉体が求められます。フォワードの8人には「体が大きい」「体重が重い」「力が強い」といった能力が求められます。
バックスはフォワードから出されたボールを実際の得点に結びつけるポジションです。また、相手チームの攻撃を最終的に防ぐ「最後の砦」にもなります。バックスの7人には「足が速い」「キック力がある(正確にボールを蹴れる)」「パス廻しが上手い」といった能力が求められます。
フォワード、バックス、これらの中でもさらにポジションによって担う役割が異なります。15の全ポジションについては、「ポジションと役割」のページで詳しく説明していますので、そちらをご覧下さい。

基本のプレー

ラグビーは基本的に「走る」「投げる」「蹴る」といった動きで個人はボールをコントロールしますが、チームとして、数名で力を合わせてボールをコントロールする場合もあります。そういったチームとして力を合わせて行うプレーや、防御に関する主なプレーについて以下に説明します。

タックル
ボールを持っている相手プレーヤーに飛びかかり、そのプレーヤーを倒す、もしくはボールを地面に着けさせることを言います。
相手プレーヤーを捕らえ、倒すという行為がタックルになりますので、このプレーには常に危険がつきまといます。そこで、タックルには禁止事項も多く定められています。
【禁止されているタックル】
  • 肩より上へのタックル(ハイタックル)
  • 相手プレーヤーがボールを持つ前のタックル(アーリータックル)
  • 相手プレーヤーがボールを手放した後のタックル(レイトタックル)
  • プロレスのラリアットのように相手の首に腕をひっかけて倒そうとするタックル
    (スティファームタックル)
スクラム
ボールを所持していたプレーヤーがボールを前に落としてしまったり(ノックオン)、ボールを前に投げてしまったり(スローフォワード)、軽い反則があった後に行われるプレーのリスタート方法です。
両チームのフォワード(FW)8人同士が組み合い、両チームが組み合った中間に、一方のチームのプレーヤー(スクラムハーフ)がボールを投げ入れます。投げ入れられたボールを、投げ入れたプレーヤーのいるチームが足で後ろにかきだし、スクラムを組んだ最後方のプレーヤー(ナンバーエイトやスクラムハーフ)がボールを取り出すことによってプレーが再開されます。
多くの場合は投げ入れたプレーヤーのいるチームのボールとなって再開されますが、相手チームの圧力が強かったりした場合は、ボールを奪われてしまうこともあります。
なお、スクラムでは組んだ状態のまま回転してはいけません
モール
ボールを持ったプレーヤーを中心に、両チーム合わせて3人以上が立った状態で組み合った状態をモールと言います。
また、ボールを持ったプレーヤーを中心に、攻めているチームのプレーヤーが力を合わせて押し込み、相手のディフェンスラインを崩すことをドライビングモールと言います。
モールへは、腰をかがめすぎない状態(頭と肩は腰より上の位置)で、他のプレーヤーをしっかり支える形で参加しないといけません。また、いったん組まれたモールを崩したり、モールの上に飛びかかるようなかたちで参加してはいけません。
ラック
地面に転がっているボールを、両チーム合わせて3人以上が立った状態で組み合って奪い合う状態をラックと言います。ラックもモールと同様に、いったん組まれたラックを崩したり、ラックの上に飛びかかるようなかたちで参加してはいけません。
ラインアウト
タッチラインの外にボールが出た時に、タッチラインに対して垂直に並んだ両チームのプレーヤーの間にボールを投げ入れ、ボールを奪い合うリスタートの方法です。
ボールを投げ入れるのは、ボールを蹴りだしたチームと逆のチームが行います。(ペナルティキックで蹴り出された場合は、蹴り出した方のチームが投げ入れます)
ボールは両チームの中間地点に投げ入れなければならず、どちらかのチームに有利になるように投げ入れてはいけません。また、投げ入れるプレーヤーは、ラインアウトが形成される(両チームの選手が並ぶ)のを待たずに、すぐ投げ入れることも可能です。このプレーをクイックスローインと言います。

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