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よくあるご質問
アウト・オブ・バウンズの境界線は?
アウト・オブ・バウンズとなるのは、ボールが対象となる場合と、プレーヤーが対象になる場合があります。ボールが対象となるのは、コート外の床・壁・プレーヤーなどにボールが触れた場合です。また、エンドライン・サイドラインにボールがふれた場合もアウト・オブ・バウンズとなります。
プレーヤーが対象となるのは、ボールを持ったプレーヤーがコート外にふれてしまった場合です。
【ボールが対象となる場合の例】
Aはコート外にボールの一部が出ていますが、コート外の床にもラインにもふれていないのでセーフです。
Bはラインにふれてしまっているのでアウトです。
Cはコート外の床にふれてしまっているのでアウトです。
【プレーヤーが対象となる場合の例】
Aのようにコート内からジャンプし、コート外の床などにふれる前に空中でボールにふれる場合はセーフです。また、Bのように片足がコート内についていれば、体がコート外に出ていてもセーフです。コート外に出ている足や手が床などにふれるとアウトです。
Cのように体全体がコート内にあっても、ラインにふれてしまえばアウトです。
ゲーム中にプレーヤーが怪我したらどうなるの?
コート上のプレーヤーが怪我をすれば、怪我の程度によって審判が即座にゲームを止めることがあります。しかし、かすり傷や、ちょっとした打撲などであれば、ゲームの流れを優先し、ボールがデッドになった時などにゲームを止めます。怪我をしたプレーヤーは、1分以内に怪我の処置が出来るのであれば、ゲームが止まった状態で処置を受け、そのままプレーに戻ることが出来ます。この場合、怪我をしたプレーヤーのチームにチャージド・タイム・アウトが記録されます。
1分以内に怪我の処置が出来ない場合と、怪我をしたプレーヤーのチームにチャージド・タイム・アウトが残っていない場合には、怪我をしたプレーヤーは即座に他のプレーヤーと交代しなければなりません。
怪我をしたプレーヤーがジャンプボールのジャンパーだった場合や、フリースローを与えられていた場合には、交代して出場したプレーヤーが代わりに行います。既に出ていた他のプレーヤーが代わりに行うことは出来ません。
1つのチームは何人まで出場出来るの?
1つのチームには、監督・コーチ・マネージャーなどの関係スタッフをのぞき、合計で12人までの選手登録が認められています。ゲーム開始時に出場する5人をスターターと言い、残りの7人がベンチでの交代プレーヤーとなります。
ポジションにはどんな種類があるの?
バスケットボールはコートがせまく、プレーヤーが縦横無尽にコートを動き回るので、野球のように明確なポジションというものはありません。しかし、便宜上はある程度のポジションというものが存在しますので、以下にポジション名とその役割などを記します。
- ポイントガード(PG/1番)
- 攻める時にボールをドリブルで運んだりする役割の人を指します。このポジションの人には、ドリブルの巧さや敏捷性(すばやさ)が求められます。この資質を持ったプレーヤーは小柄な人が多いため、小柄な選手がこのポジションを務めることが多いです。
- シューティングガード(SG/2番)
- ポイントガードと同様にドリブルの巧さやスピードが求められます。攻める際にバスケットから比較的離れたところでプレーすることが多いため、ジャンプシュートの正確さも求められます。3ポイントシューターなどの多いポジションです。
- スモールフォワード(SF/3番)
- シューティングガードとほぼ同じ役割を担いますが、よりパワーとスピードが求められます。総合的な運動能力の高さと高い得点能力が求められます。
- パワーフォワード(PF/4番)
- 比較的バスケットに近い位置でのプレーを担当します。ドリブルの巧さやスピードより、リバウンドなど、バスケット下でのボールの争奪戦に勝てるような、ジャンプ力や屈強な肉体が要求されます。
- センター(C/5番)
- バスケットに最も近い位置でプレーするポジションです。バスケット下ではリバウンドの奪い合いなど、激しい体の接触が多くあるので、屈強な肉体が必要です。その為、コート上のプレーヤーの中で最も体の大きいプレーヤーが担当することが多いです。
※上記ポジションとその役割は、「このポジションはこうあるべき」というものではなく、「このポジションには比較的このようなプレーヤーが多い」といったことを記しています。チーム/プレーヤーの構成上、上記ケース外の場合も多々あります。