1つのプレーを開始する為に、一人のプレーヤーが相手コートに向かってボールを打つことを言います。バレーボールはこのサーブによってプレーが開始されます。
サーブを打つ順番は決まっており、その順番に打たなければなりません。また、エンドラインの外側/サービスラインの延長線上で囲まれた制限範囲(サービスゾーン)で打たなければなりません。
サーブはネットに当たっても相手コートに入れば成功と認められますが、アンテナや天井などに当たってから入ると失敗となり、失点になります。
サーブの打ち方には幾つか種類がありますので、以下に記します。
【アンダーハンドサーブ】
手を下から上に振り上げる感じで打つサーブのことを言います。打ち方が簡単で、ネットも越えやすいので初心者には便利なサーブです。「安全サーブ」と呼ばれることもあります。
【スパイクサーブ (ジャンプサーブ)】
ボールを高く上げ、スパイクを打つ要領で強く打つサーブを言います。速い選手だと時速130kmぐらいになります。
【ドライブサーブ】
ネットすれすれぐらいを狙って打つ、強くて速いサーブのことを言います。
【フローターサーブ】
ジャンプせずにスパイクのような感じで打つサーブのことを言います。ボールのコントロールがしやすいので、カーブなどの変化するサーブを打つ時に用いられます。
【天井サーブ】
その名の通り、天井を目がけるように高い位置を目がけて打つサーブです。基本的にはアンダーハンドで打ちます。