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特定の食品に頼らない摂取が大事!

たんぱく質は肉・魚・豆・乳の四群から摂りましょう。

ダイエットにしても、カラダを大きくするにしても、どのような目的であったとしても、健康で美しいカラダ作りを目指すのであれば外せない栄養素がたんぱく質です。
炭水化物と脂質は体を動かすエネルギー。たんぱく質だけが筋肉や血液、お肌や髪の毛といった体を形作ってくれるのです
(炭水化物と脂質も体脂肪となることで体を形作ることは出来ますが、それは置いといて…(^^;)
たんぱく質は肉・魚・豆・乳の四群から摂取を
たんぱく質は肉・魚・豆・乳の四群から摂取を。

たんぱく質は特定の食品に頼らず、多様な食品群からの摂取が大事

ダイエットをしている方でも、たんぱく質は1日に体重1kgにつき1gは摂るように、カラダを大きくしたい方であれば体重1kgにつき1.5〜2gを目標に摂ってください。
つまり、体重60kgの方がダイエットする場合でも1日60gのたんぱく質は必要、大きくしたい場合であれば1日90〜120gのたんぱく質が必要となります。

さて、そのたんぱく質ですが、特定の食品に偏って摂ることはお勧めできません。
なぜなら、たんぱく質はアミノ酸が複雑に合成して構成された成分で、たんぱく質が含まれている食品によって、構成されているアミノ酸の内容が異なるからなのです。

たんぱく質を撮るなら鶏肉!と考えていらっしゃる方は多いのですが、鶏肉からだけだと不足してしまうアミノ酸もあります。
現実的にアミノ酸レベルまで考えて食事を摂るのは難しいのですが、バランスよく多くの食品群からたんぱく質の摂取を心がけることで、結果的にアミノ酸も過不足なく摂ることが可能になります



以下に記すのがたんぱく質を多く含む食品群です。これらをバランス良く摂るよう心掛けてください。

肉類

牛・豚・鶏から偏りなく摂るようにしましょう。ただし、総じて肉類は脂質も多いので脂身の少ない部位を摂るよう心がけてください。
牛肉には脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンが豊富、豚肉に多く含まれるビタミンB1には疲労回復効果があり、鶏肉は低脂肪でたんぱく質の含有率が優れている、といった特徴がそれぞれあります。
肉類それぞれの特徴や上手な摂り方については『重要なたんぱく源となる肉類(牛・豚・鶏)の特徴を知りましょう』にまとめていますので、よろしければご覧ください。

魚介類

魚は白身のものが低脂肪でダイエットにはオススメです。青背魚には血液をサラサラにしてくれるEPADHAが豊富です。貝類やタコ・イカは低脂肪なうえに疲労回復に効果的なタウリンなどの栄養素も含まれています

豆類

枝豆・納豆・豆腐などの大豆製品がオススメです。これら大豆製品には女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをしてくれる大豆イソフラボンと呼ばれるポリフェノールが含まれており、更年期障害の緩和など女性に嬉しい働きをしてくれます

乳製品

牛乳・チーズ・ヨーグルトなど。ただし、いずれも脂質が多く含まれています。脂肪分が気になるダイエット中の方は低脂肪のものを選びましょう。



これらの食品群をバランスよく摂ることで、効率良くたんぱく質を摂りこみ、体を美しく作っていく事が出来ます。

たんぱく質に限らず栄養素は食品(食事)から摂るのがベストですが、困難は場合はプロテインやサプリメントなどに頼っていただいても構いません。しかし、プロテインやサプリメントだけに頼るのはお勧め出来ません。あくまでプロテインやサプリメントは栄養補助食品としてご活用くださいね。(^^)

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